この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
ライトゲームにリーダーは必要なの?? [釣り:メバル、アジ、カサゴ:基本と攻略法]
今回も面倒くさい、疑問に対する回答の第三弾(笑)

本日は久しぶりに”ブログを読んで下さった方からの疑問にお答えしちゃうコーナー”の第三弾(笑)
そんな今回は メバリングにショックリーダーは必要なの?? に読者の方から頂いた『リーダーがショックを吸収するのは間違いではないのか』ってな指摘に回答しちゃうぞ!!
でね、結論から言うと・・・
リーダーは間違いなくショックを吸収します!!
なので申し訳ないけどコメント者さんの指摘はちょいと違うんだけど、この誤解ってどのテキストや専門誌でも華やかな上辺だけの釣果に終始して、基本的な説明がおざなりになってるのが原因だと思うんだよね!!
なのでこのブログでは基本をベースに、複雑でわかりずらい”釣り”というものを掘り下げていく為にあるので、申し訳ないけどコメント者さんには人柱となっていただきつつ・・・
皆さんの釣りへの理解がもっと向上してより興味を持ってもらえたらいいなぁ~、って、強く思うのです!!
さあ、こんな感じで今回も超面倒くさい内容なので良い子はスルーしてもらいながら・・・
始めちゃうぞっ!!
コメント者さんによるコメント文!!
『突然の衝撃が発生してもリーダーを組んでおけば、リーダー+メインラインが伸びる事で和らげてくれるし、JHやプラグとの結束部分も太いので強度的にも耐久性が上がる、
ありえないです(^_^;)
そもそもリーダーとメインラインを結束している時点でそこでメインライン以下の引っ張り強度になります。
極端な話2ポンドラインに50ポンドリーダーを結束して引っ張ったら50ポンドリーダーが伸びて仕事をしてくれますか?ということです。
更にフロロは細い方が初期の伸びが早く(勿論製品にもよりますが、ほとんどがそうです)リーダーだからと言ってショックを吸収するのは間違いです。
私も2ポンドラインに3ポンドリーダーを使用することはありますが、メバルやアジの口で結束部を切られないようにするためです。実際彼らの口は侮れませんし、切られた経験もあります。
初心者が誤解するような記事でしたので、指摘致します。』
今回、頂いた全文はこんな感じで頂いた疑問を要約すると・・・
【疑問1】
『突然の衝撃があってもリーダーとメインラインが伸びるし、(リーダーと)JHやプラグとの結束部分も太いので強度的にも耐久性が上がる』というのは、リーダーだからといってショックを吸収するのは間違いなのでは??
【疑問2】
リーダーを使用するのはメバルやアジの口で結束部を切られないようにする為であり、ショックを吸収するためではないのでは??
こんな感じかな??
ではこの二点に関して面倒くさいことが大好きな方のみ・・・次章へと進んでね(笑)
疑問1:『突然の衝撃があってもリーダーとメインラインが伸びるし、(リーダーと)JHやプラグとの結束部分も太いので強度的にも耐久性が上がる』というのはリーダーだからといってショックを吸収するのは間違いなのでは??
実はこの疑問って2つの問題を混同したまま、1つの疑問となっているのが問題で・・・
2つの問題は全く別の話なので一緒には説明できないのが残念!!
そんな混在してる二つの問題とは・・・
1、リーダーはショックを吸収しないのでは?
2、メインラインとリーダーとの結束強度の問題
なので、まずは『リーダーはショックを吸収しないのでは?』との指摘からで要約すると・・・
『リーダー単体としてみた時にショックを吸収するのか』って疑問から始めるね!!
実はこれって非常に困る疑問!!
その理由って実は前文にコメント者さんご自身が書いてくれた文章で・・・
『フロロは細い方が初期の伸びが早く(勿論製品にもよりますが・・・略)』ってあるので非常に困惑しちゃった(泣)
だってこれってコメント者さんは『リーダーが伸びるのを理解してる』って事でしょ??
って事は『リーダーが伸びることでショックを吸収できる』のは理解しているという認識になるので・・・
『伸びる=ショックを吸収する』ってご自身で認めてるので、どう回答すれば良いのかで混乱しちゃったりして??
でもその一方で・・・
『極端な話、2ポンドラインに50ポンドリーダーを結束して引っ張ったら50ポンドリーダーが伸びて仕事をしてくれますか?ということです。』
との例えを用いて『リーダーはショックを吸収しない説』の裏付けをしてて・・・一体どっちなのってな感じ(泣)
でもテーマはあくまでもライトゲームなので使用するのは『3~6lb程度の細いリーダー』なので『伸びてショックを吸収する』って事実は理解してもらえてるようなので・・・
リーダーは伸びます!!
と、小保方晴子さん風にしか言えないかもね(笑)
なので結論として『リーダーはショックを吸収するのか』についての回答だけど、コメント内でご自身が言ってる『フロロは細い方が初期の伸びが早い=負荷がかかると伸びる』効果による・・・
『伸びる=ショックを吸収する』!!
で、この説明ができちゃうのです!!
でもよくよく考えてみれば、これってもう一つ、重大な問題が絡んでくるよね??
それがリーダー単体ではなく、ライン全体を見たときのライン強度であり、問題は強度が著しく低下するメインラインとリーダーとの結束部分の強度って事!!
では次章でこの問題について説明しちゃうぞっ!!
補足:メインラインとリーダーとの結束強度の問題!!
それで結束強度の問題なんだけど、コメントと上記説明から推察するとコメント者さんが本当に言いたいのは・・・
『例えリーダーが伸びるとしても、その前に結束部分で切れてしまうのでリーダーがショックを吸収しないのではないか?』
って疑問だと思ったり??
これって上記、説明を書き終わって見直してたら、もしや?って思いついちゃった(笑)
うんうん、この疑問であれば指摘を理解できます!!
この場合、確かに大きな負荷がかかった際には強度が劣る結束部分で破断するんだけど、これにも重大な前提条件が抜けてて、それが・・・
ライトゲームに一番重要なドラグは正しく設定できてるの?って疑問!!
常識的に考えて破損しやすい繊細なロッドを使用するライトゲームなので、そもそも論でライン全体の強度を超えるドラグ強度に設定しないのが当たり前!!
これって過去記事でゆるゆるドラグを何度も推奨してるので理解してもらえてるよね??
もしライン強度以上にドラグをセッティングしてしまった場合、間違いなくタックルの破損に繋がるのでドラグは一番弱い結束部分以下の強度に収めるのが常識でしょ??
そんなゆるゆるドラグだと魚がかかってもラインが破断しにくいので、初期伸度が低くともあらゆる方向に何度も引っ張られて例えそれが・・・
表示強度内であってもリーダー含めてライン全体が少しづつ伸びちゃう、のは理解できるよね??
フッキングした魚が走る、突っ込むなど暴れまくった結果・・・
ドラグがラインを出す⇒ラインが破断しない⇒ラインに負荷がかかり続ける⇒ライン全体が伸びる
って事に繋がっていくのです!!
これってメインラインが伸びるフロロやナイロンなら細いメインラインがより顕著に伸びるんだけど・・・
もしPEやエステルなどの伸びないラインを使用してるのならリーダーが伸びるという事実をより確認しやすいと思うぞ!!
それでちょいと気になったんだけど・・・まさかラインの表示強度以内なら全く伸びないって誤解してるわけじゃないよね??
そうなるとより詳しい説明が必要だけど・・・正直、そこまでの説明はできないのでそれはご自分で調べてくださいな!!
それでもしコメント者さんが推奨セッティングとは反対にガチガチにドラグを締めてたとしたら・・・
瞬間的な負荷がかかった場合、ラインが伸びるより先に結束部分で切れるのは当たり前!!
でもそんなガチガチセッティングだとラインブレイクが多発して釣り逃ししちゃうのでお勧めできないので・・・
釣り逃しが減る、ゆるゆるドラグをぜひ試してみてね、って思うのです!!
疑問2:リーダーを使用するのはメバルやアジの口で結束部を切られないようにする為であり、ショックを吸収するためではないのでは??
この疑問の『リーダーはショックを吸収する』って説明は前章でしてるので割愛して、ここでは次の疑問である・・・
『リーダーは魚の口で結束部分を切られないようにする為に組むのでは?』について重点的に説明しちゃうぞ!!
この指摘って重要な言葉が抜けてるので付け加えさせてもらうけど・・・
『JHやプラグとの結束部分を切られないようにするためにリーダーを結ぶ』って意味なら言われてる通りで大正解!!
って、誰もリーダーとメインラインの結束部分なぁ~んて思わないよね・・・ごめん、ごめん(笑)
でね、もうちょっと言葉を付け加えさせてもらうと、リーダーをつける目的は結束部分を守るためと・・・
魚体や岩などの擦れからメインラインを保護する目的もあるって事!!
正直に言っちゃうと、私がリーダーをつける目的はこっちのほうが重要だったりして!!
例えばメバル・・・鋭いエラ蓋と大きなトゲがあるし、アジも鋭いエラとゼイゴという鋭いウロコを側線上に持ってるよね??
もしリーダーを組まない2lb直結で挑んでしまうとファイト中にそれら鋭利な突起物に触れて簡単にブレイクしちゃう!!
また根掛かりした場合も外そうとして鋭くシャクった途端にブレイクしちゃうこともあるよね??
そういった組み直しが多発したら釣りどころではなくなるので、初めてライトゲームに挑戦される方ほど、リーダーシステムが有効になるのです!!
そんな有効なリーダーシステムだけど・・・
水深があるポイントや腕に自信がある方なら別に組まなくてもいいので好き好きにって事で(笑)
【メバル、アジ、カサゴ:基本と攻略法】
アジング:もしかしたら大阪湾って東京湾よりも難しいかもね??
東京近郊向け、ふわふわアジングの考察
アジとメバル、プランクトンパターンにはテンションフォールが効くのです
アジングを始めてみよう 基本的なポイントとコツ
セイゴゲームで爆釣だぁーっ
ベストなアジングロッドの握り方って、なぁに??
黒メバルと白メバルの釣り方
メバリング経験者向け、ステップアップに必要なセッティングと攻略法
アジやシーバスをゲットするための参考動画集!!
メバル攻略法 真冬の東京湾で爆釣する方法
2017年5月のカサゴちゃん釣行記
ライトゲームにリーダーは必要なの??
ライトゲームに関する疑問にお答えしちゃうぞ!!
遠浅ポイント、おススメのメバル攻略法だけど、相変わらずのフワフワ編
アジングロッドでシーバスを釣る方法
メバリングとアジング ルアー釣りの基本編
こんな感じで今回はおしまい!!
えへへ・・・今回のコメント者さん含めて、こんな天邪鬼で説明しきれていないブログを深く読んでくれてるのがすっごくうれしい!!
なのでできるだけきちんと説明したつもりだけど・・・納得してもらえたかな??
こういう疑問って大好物なので、是非とも何でも聞いてね・・・って、あくまでも下手っぴな私で良ければって感じだけど(笑)
そんな感じで次回まで・・・ばいびぃ~!!
Mu from Tokyoでしたぁ~!!
タグ:アジング メバリング
コメント 0