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【3回目の里子養育】今回の4歳の女の子は大変でしたっ(泣)

【3回目の里子養育】今回の4歳の女の子は大変でしたっ(泣) [養子縁組]

里子ちゃんはみんな天使だけど・・・中には心が壊れてしまってる子もいるって事(泣)








みんな元気にしてる??


久しくこっちの日本語版ブログを更新してなかったけど・・・


みんな・・・私たちのことを忘れてないよね??


そんな感じで今回の久々の内容は・・・『一時保育で預かった三人目の里子ちゃん』の事!!


正直ね・・・みんなに話したいテーマは沢山あるんだけど・・・


やっぱり三人目の里子ちゃんの事をスルーして前に進むことなんて心情的にできないよ・・・ってな感じ??


そんな一時保育で預かった三人目の里子ちゃんは4歳の女の子で・・・


私見だけど・・・勝手にそんな里子ちゃんのイメージって冒頭に掲げた鈴木みのりさんの『サイハテ』がぴったりって思ってるかも??


なのでもし次に進んでくれる場合は・・・


この『サイハテ』を聴きながら読んでもらえるとイメージしやすいと思ってたりしてねっ(笑)


 

未熟な私のせいで辛い想いをさせてごめんねって事!!



そんな感じで三人目の一時保育の里子ちゃんを2022年7月20日(水曜日)から8月18日(木曜日)まで預かったんだよね!!


そんな今回は4歳の女の子・・・


正直、最初はね・・・前に預かった二人の最高に優しくて気遣いもできた里子ちゃんたちのお陰で・・・


未熟ながらもそれなりに幸せな日々を提供できるってな変な自信を持ってたのですっ・・・


でも育児ってそんな簡単なもんじゃない・・・


だって個性がある人間相手だよ・・・


なので今から思うとその時の私の楽観視をしかりつけてやりたいくらいで・・・


ホントに甘かったって反省してるのです(泣)


そんな状況なので現実は正反対で・・・


この三番目の女の子が最も大変で毎日がホントに辛かった(泣)


そんな不幸な結果となってしまったので3番目の里子ちゃんには本当に申し訳なかったと猛省してて・・・


結局、養育初日からお別れした瞬間まで・・・


お互いの心が通じ合うこともなく、すれ違いの日々となってしまったのです(泣)


そんな悲惨な結果となってしまった今回の原因は・・・


私の側に心が大きく傷ついている里子ちゃんへの知見と理解度が浅かったが故に・・・


私の頑張りのほぼ全てが空回り状態になってしまった事にあるのです!!


このすれ違いが精神的にホントにきつかったのだけど・・・


みんながこれからお話しする事象を普通に聞いたら・・・


それって一般的に言われる『”お”試し行動』じゃんって思うかもしんない!!


でもね・・・この子の場合・・・一般的な『”お”試し行動』とは違ってて・・・


なんていうか・・・行為の奥には悪意が見え隠れしてるっていうか・・・


わざと他人を深く傷つける事で自己存在の意義を確認しているような・・・


そういう不純な意図を終始強く感じてしまったのです(泣)


でもさ・・・一般的にどんな子であっても家に来てからの2~3日は猫をかぶってて・・・


それから私たちの性格と愛情を確認する『お試し行動』に移行するのが当たり前だよね??


なので最初の数日は普通に全てを受け入れていたんだよね!!


そんな今回の女の子も児相さんたちがいる間は会話をできないながらも普通に礼儀正しくしてたんだけど・・・


って、実は今回の子って発達が少し遅れ気味で・・・


来た当初は4歳でも言葉が出ないが故に自分の名前しか明瞭に発音できず・・・


最初はほぼ2歳児程度の意味が通じない会話しかできない状態だったのです!!


そんな感じだったので一抹の不安を感じつつも・・・


児相さんたちが『ではお願いしますね』と見送った瞬間から猛烈に自己主張しだす『お試し行動』へと移行したので・・・


その時は『もしかしたら私達に慣れてくれるのが早いかも』と大きな期待を持ったのです!!


でも・・・甘かった・・・(泣)


最初に違和感を感じたのはうちに居るお犬様(ポメラニアン)を追いかけまわしながら蹴ろうとする動作で・・・


初日はお犬様も警戒してたので脚が空を切るだけだったんだよね!!


でも一日経つと流石にお犬様も終日緊張してるわけにもいかないので日中、無防備にウトウトとしちゃうこともあるでしょ??


その時を狙って・・・なんとその子が『すさまじい笑顔』を浮かべたままソファからお犬様に向かってジャンプしたのです!!


17kgの子供が6kgの犬の上に飛び乗ったら簡単に死んじゃうでしょ??


皿洗いしてた私はそれに気が付いて思わず大声を上げちゃって・・・


幸い距離が足りず、数センチ手前で着地したので大事には至らなかったけど・・・


激しく打ち続ける心臓を宥めつつ駆け寄って・・・


『それは絶対にダメ・・・飛び乗ったらワンちゃんが死んじゃうからこれからは絶対にしないでね』


と、できるだけ優しく濡れた手のままその子を抱きしめながらお願いしたのです!!


すると理解したのか『うーっ』と言ってくれたので、再度『お願いね』と言って皿洗いに戻ったのです!!


皿洗いを終えて暫くして私がトイレに入ると・・・


リビングから『きゃーっ』との笑い声と共にドスンと着地する音と共に『ギャン』と大きなお犬様の悲鳴が??


慌ててトイレの扉を開けるとお犬様が駆け込んできて私の足元に怯えながら隠れて震えてる!!


追いかけてきた里子ちゃんに『いったいどうしたの?』と訊くと真顔で親指の爪を噛みながら無言で立ち尽くしてる・・・


もしかして・・・って思ったので『もしかしてまたワンちゃんの上にジャンプしようとしたの?』と訊くと何故か嬉しそうに『あーっ』って!!


『ジャンプしたらダメって言ったでしょ??死んじゃうから絶対にしないでね』と少し強めにお願いすると『うーっ』と言ってくれたので・・・


手を洗ってから震えるお犬様を抱っこしてから体に異常がないことを確認して・・・


ソファに連れていくとそのまま膝の上で撫でてあげたのです!!


10分程経ったので『落ち着いたでしょ??遊んでおいで』と床に降ろそうとしたけども・・・


お犬様は目を剥きながら必死の形相で足を突っ張って降りようとはしなかった!!


よほどの恐怖体験だったんだね・・・と、察したのでお犬様が落ち着くまで1時間ほど膝の上で撫で続けたのだけど・・・


その間も『ねーっ・・・ねーっ』と、数分おきに里子ちゃんが私の袖を引っ張りに来て・・・


お犬様は里子ちゃんが近づくたびに私の背中に隠れようと必死に暴れるのでめちゃくちゃな状態に(泣)


『ほら・・・ワンちゃんが怖がってるから絶対に虐めちゃだめだよ』と里子ちゃんに言うと・・・


ふてくされたような表情で『あ”ーっ』って(泣)


それからは絶対に里子ちゃんから目を離さないようにして・・・


なるべくトイレも我慢するようにして・・・


已む無く目を離す際はテレビ会議の合間を狙って彼女にお願いするようにしたんだよね!!


そんな風に注意してても里子ちゃんは隙あればソファに登ってはお犬様めがけてジャンプしようとしてて・・・


その度に『お願いだからワンちゃんが死んじゃうからジャンプはやめてください』ってお願いするのだけど、全く言う事を聞いてくれなかったのです(泣)


流石に1週間ほど・・・日に10回ほどお願いしてると・・・


いい加減、里子ちゃんも私たちのお願いが鼻についてきたのか・・・


『私たちが見ている間』だけはお犬様に飛び乗ろうとはしなくなったのだけど・・・


でもその反動で私たちのお願いを一切聞いてくれなくなってしまったのです(泣)


このように今回の里子ちゃんって心に大きな問題を抱えてて・・・


実は初日に今回の里子ちゃんの好みを知ろうと思ってコンビニに連れて行ったんだよね・・・


そうしたらドリンクのウォークイン前に駆け寄って扉を開けると『あーっ』って笑顔で掴んだのが『ジョージアのカフェオレ(コーヒー)』(驚っ)


しかも制しても何本も取り出そうとするので床にぼとぼと落としまくって・・・


他の客に迷惑なので慌ててカゴを差し出したら結局10本以上に??


顔見知りの店員さんに『床に落としてしまったので店内の洗面台で洗ってから返却しても良いですか』と恐る恐る尋ねると・・・


『私が後で洗ってから棚に戻しますので大丈夫ですよ』と快く笑顔で預かってくれたのでほっと一安心!!


でも問題は里子ちゃんの方で・・・


折角取ったペットボトルを取り上げられて半狂乱っ(泣)


仕方ないので2本だけ買ったのだけど・・・


そもそも4歳の子に珈琲はダメだろ!!


なのでリンゴジュースのペットボトルも一緒に買って・・・


外に出てからリンゴジュースを渡したらひどく怒ってそのまま道路に投げ捨てちゃった(泣)


しょうがないので空になったペットボトルを回収してからカフェオレをあげたのだけど・・・


ふくれっ面のまま再度、道路に投げ捨てようとしたので捨て身で止めたら中身が私の服にかかってびしゃびしゃに(泣)


うわっ・・・マジか・・・って泣きそうになりながらなんとか里子ちゃんを宥めながら帰宅したのです!!


でね・・・実は帰宅途中にひらめいたことがあって・・・


実は里子ちゃんってコーヒー(カフェオレ)が飲みたいんじゃなくて・・・


珈琲牛乳に含まれる『牛乳』が飲みたいんじゃないかって推論を構築することができたのです!!


なので帰宅後、ちょうど打ち合わせが終わった彼女に里子ちゃんを見守ってくれるように頼んでシャワーを浴びて・・・


里子ちゃんをベビーカーに乗せたら夕飯の食材を買いにスーパーへ向かったのです!!


そこで検証の為に美味しい牛乳を買って自宅で渡してみるとごくごくと一気飲みっ!!


やっぱり牛乳が欲しかったんじゃん・・・って安堵したんだけど・・・


飲む量が半端じゃなくて900mlを3時間ほどで飲み切っちゃったので再度の買い出しに(泣)


そんな感じで最初の1週間ほどは1日に1.5リットルほど・・・


それからは1日で1リットルほどを飲み切ってて・・・


4週間目に入るころにようやく落ち着いてきて2日に1本程度になったのです!!


そんな『牛乳』と『三回食べるご飯』のお陰なのかはわからないけど・・・


家に来た頃は自分の意思をほとんど表現できない状態だったけども・・・


2週間目頃には詰まりながらも片言の単語が出るようになってきて・・・


『ちょっと待って』とか・・・


『やめてよーっ』とか・・・


『行きましょっ』とか・・・


『〇〇、食べる』とか・・・


『〇〇、ちょうだい』とか・・・


そういった簡単な意思表示ができるようになってきて・・・


3週目頃には・・・


『〇〇ちゃんね・・・〇〇を食べるぅーっ・・・〇〇がぁーっ』といった表現ができるようになって・・・


4週目頃にはまだまだ詰まりながらも3歳児並みの・・・


『〇〇ちゃんね・・・〇〇食べたぁーい・・・だから買いましょうよぉーっ・・・ねぇ・・・買いましょうよぉーっ』などの会話もできるるようになってきたのです!!


うんうん・・・ホントに子供の成長って環境によって大きく成長するんだね・・・


それを経験できたことが今回の子を預かって最も嬉しかったことで・・・


真夜中に二人で話し合ってこっそりと涙ぐんでたりしたりしてね(笑)


ただね・・・元々の性格の変化はあまり見えなくて・・・


スーパーで『オムレツーっ』と癇癪を起こし、タマゴを抱きかかえて放そうとしないので買ってオムレツを作ってあげると・・・


『いやぁーっ』と嫌悪感丸出しで顔をしかめて全く食べようとしないのです!!


仕方ないので『目玉焼きなら食べてくれる?』と訊いたら頷いたので目玉焼きを作っても床に放り投げるし・・・


茹で卵も全く食べようとしなかったのが切なかったよ!!


結局ね・・・その時の気分によって自分が言った事も無かった事にしてしまう性格に振り回されっぱなしの毎日で・・・


1日に何度もスーパーやコンビニを往復し、作っては貶されて投げ捨てられる毎日は精神的にきついって事っ(泣)


それで『ご飯を食べたがらない』って事象を単純に捉えると・・・


前回の小1の男の子も私が作るご飯は食べたがらなかったけども・・・


でもね・・・小1の男の子と今回の4歳の女の子とは決定的な違いがあって・・・


小1の男の子は・・・


『大好きな実母さんに義理立てして、外では絶対に他人の手料理を食べたくない』ってな切ない思いがあるのに対して・・・


この4歳の女の子は・・・


『食材そのモノの形が調理によって変わってしまったので、見慣れない異質なモノを食べる事を拒否する』との悲しい行動に結びつくとの推論が成り立ってしまう事なのです!!


これって例えば同じメニューであっても・・・


・食べる: 店で購入したトレイのまま手を加えずに出すと機嫌がよければ食べる
・食べない: 皿に盛りつけたり、かき混ぜたり、温めたり、調理して出すと一切ダメで、見慣れない皿に盛られた料理や、素材から形が変わった料理は一切口にしない


こんな感じで他には・・・


事前にご飯にふりかけやカレーなどをかけてあげると一切口をつけようとはしないし・・・


食べやすいようにソーセージやハンバーグ、焼き肉や焼き豚、ピザなどを切ってあげると拗ねて全く食べなくなるし・・・


鍋やラーメン、シチューやお味噌汁、おかず類なども大皿のまま提供しないと食べるふりして床に放り出すし・・・


マックやケンタなどもそのまま袋のままあげないと癇癪を起して一切食べなくなるので・・・


お母さん以外の他人の手(店員は除く)から渡された食べ物に対して・・・


他人は一切信用しないとの感情から来る嫌悪感と拒否感が凄すぎて、毎日がホントに地獄だったのです!!


それで最初に『この子には明確な悪意が見える』って書いたでしょ??


それって先ほどの『お犬様への殺意』の他にも・・・


食事時にも徹底的に私達を排除したい強い思いが行動に現れててスッゴクしんどかった(泣)


そんな3番目の里子ちゃんって食事時にもすぐに癇癪を起すのだけど・・・


実は機嫌が悪い時でも食べる事もあり、それが『私たちが美味しそうにご飯を食べてる時』で・・・


『ちょっと待ってて』って言いながら私たちの皿から問答無用で料理を素手で取っていくんだけど・・・


私達が取ったおかずはもちろん・・・


大皿に盛られている料理すらも全て自分の皿にてんこ盛りにして・・・


私達に一切食べさせないようにして囲い込むって迷惑行為を行うんだよね・・・


勿論、それだけの量なんて里子ちゃんには絶対に食べられないのに・・・


いくら私達が『ねえ、お腹が空いたから少し分けてくれない?』とお願いしても・・・


『だめっ・・・これは〇〇ちゃんのっ』と、ニタァーって粘着気味の笑顔を浮かべながら絶対に分けてくれようとはしないのです(泣)


なので・・・毎回、食事は里子ちゃんの独占行為から始まって・・・


私達はほとんど食べられずにお預け状態のまま、席を立つことも許されず・・・


里子ちゃんが料理を素手で遊ぶシーンを満足するまで毎回見せつけられて終わるって感じだったのです(泣)


なので毎回、素手でこねくり回されて粘土のようになってしまった料理は捨てる事となり・・・


私達は食後の片づけ後に彼女に見つからないように隙を見つけては・・・


最初に小皿に取り置きしておいたおかずを口に放り込んで飢えをしのぐという悲惨な食事をとっていたってわけなのです(泣)


やっぱ・・・これって普通じゃないよね・・・


いったい彼女って実家ではどんな食生活を送っていたんだろう・・・


預かってからのこの子の行動から実家での食生活を推察してみると・・・


牛乳代わりに珈琲牛乳を与えられ・・・


手料理をほぼ食べたことが無く・・・


マックやカップ麺、スーパーなどの総菜を独りで容器から直接食べて飢えを満たし・・・


ジュースやヨーグルト、チーズやカルピスなども与えられたことが無く・・・


不足する栄養素を補給する為にマヨネーズを主食にキュウリとトマトをそのまま齧ることで・・・


現在まで何とか生きてきたとしか思えない部分が垣間見えるのがホントに悲しかったよ!!


あっ・・・それでね・・・この子の食の偏向具合で非常に驚いたことが初日にあって・・・


夕食にご飯をお茶碗に盛って出すでしょ??


そうしたら『お茶・・・お茶』と言われたのでお茶を淹れた後、水で冷ましてから渡したんだよね・・・


すると渡されたお茶をそのままご飯にこぼしながらかけちゃった!!


まあ、お茶漬けにしたかったのかなってお茶漬けの素を持っていたら思いっきり手で振り払われて・・・


『コーシー・・・コーシー』って暴れ出したんだよね!!


訳が分からないので固まってたら里子ちゃんはおもむろに席を立って・・・


冷蔵庫を勝手に開けてカフェオレのペットボトルを指差したので『これが飲みたいの??』と尋ねながら渡したんだよね!!


『うーっ』と言うのでカップに注いで渡したら・・・


席に戻るとご飯とお茶が入ったお茶碗にそのままドバドバとカフェオレを注いじゃった!!


うわぁぁぁぁ・・・私達は茶色の甘ったるい液体に浸かったご飯を見て再度唖然としちゃって・・・


でもその子は得意げに固まってる私達を横目で眺めながら・・・


スプーンを使わずにお茶碗に顔を寄せると手も添えずに犬食いのまま、下品にぴちゃぴちゃと音を立てて美味しそうに食べ始めたのですっ(泣)


でも数口食べたら気が済んだのか・・・


『ちっ・・・』と舌打ちをするとそっぽを向き、一切食べようとはしなくなったぞっ!!


そりゃそうだろ・・・そんなものが美味しいわけがない・・・


どうやらこの子は味覚異常がありそうだと感じたので試しに食後に金平糖をあげてみたんだよね・・・


すると案の定・・・『にがい』って顔をしかめながら床にペッって!!


やっぱ推察通りだったか・・・


それに上唇の辺りをしきりに気にして手で触ってるし・・・


両側のほっぺたにもアトピーらしい炎症も確認できる・・・


でも児相さんからは『アレルギーも持病も無くて健康です』と言われてるし・・・


正直、気のせいかなって思ったけど・・・


万が一のことがあると私たちの責任となってしまうので・・・


児相さんに皮膚科と歯医者の受診と場合によっては投薬を了承してもらってから・・・


予約を取って皮膚科と歯医者に連れて行ったんだよね!!


そうしたら・・・皮膚科ではアトピーだと診断され・・・


歯科では生え変わる予定の永久歯の発育がおかしいと指摘されちゃった!!


取り合えず皮膚科で薬をもらって・・・


歯医者ではカルシウムをもっと積極的に摂らせないとダメだって叱られたので・・・


預かっていた期間中、ずっと塗り薬を縫ってあげて、里子ちゃんが満足するまで牛乳を飲ませてたら皮膚の炎症も上唇を触る癖も無くなったのですっ!!


あっ・・・それで大変な事が預かってた期間中に起こって・・・


『オスシ・・・オスシ』と朝から騒いでたので、夕飯の買い出しにスーパーに連れて行ったのです!!


『どれが食べたいの?』と尋ねながら刺身の盛り合わせをカートに入れたのだけど・・・


突然、カートに興味を持った里子ちゃんが私を押しのけながらカートを押し始めたので・・・


仕方なく『危ないからゆっくりと押すようにしてね』とグリップを離したのです!!


暫くは笑顔で先頭を歩いてたんだけど、いくらお願いしても野菜コーナーに向かってくれないので彼女に里子ちゃんを見るようにお願いして少し離れたのです!!


私がきゅうりとトマトを持って振り向いた途端・・・


里子ちゃんが猛烈な速さでカートを押したまま・・・


私とは反対方向の鮮魚コーナーに突進していく姿が見えたので慌てて危ないって叫んだ瞬間・・・


事あろうか里子ちゃんがその速度のままカートに飛び乗ったので思いっきりひっくり返ってかごの中身をぶちまけちゃった!!


『うわ・・・マジか・・・』と愚痴りながら駆け寄ると・・・


無傷の里子ちゃんは『マジかっ、マジかっ』って笑顔で叫びながらこぼれた刺身の盛り合わせや商品を足で力いっぱい踏みつけまくってたので頭が真っ白になっちゃった(泣)


『大丈夫ですか』と心配して駆けつけて来てくれた店員さんに平謝りに謝ったんだけど・・・


そんな状況でも嬉しそうに嬌声を上げてる里子ちゃんに初めて『危ないからダメだって言ったでしょ』って怒っちゃった!!


それでも応えた様子もなくわざわざ掃除をしてくれてる店員さんの周りで楽しそうにキャッキャッと笑いながら回り続けたので・・・


こりゃ駄目だなって、心のみならず身体的にも少し距離を置きながら・・・


子育ての難しさと私たちの認識の甘さを感じてひどく落ち込んでいたのです(泣)


そんな事件を起こした後も里子ちゃんは『オスシ・・・オスシ』と叫び続けたので・・・


新しく購入した商品と一緒にダメにした食材も含めて清算するとコソコソと逃げるように帰ったのです!!


そんな感じでその日の夕飯には『刺身の盛り合わせ』を食べさせたんだよね・・・


その刺身の盛り合わせには『いくら』と『エビ』も入ってて・・・


アトピー体質の子って実は高確率でアレルギーを持っている可能性があるって皮膚科の先生に教えてもらってたので・・・


簡易なパッチテスト的に夕食の3時間前にばんそうこうに少量のすりつぶした『いくら』と『エビ』を塗ったものを『擦り傷があるからばんそうこうを貼ろうね』って言いながら何の傷もない腕の内側に張り付けたんだよね・・・


一応、食前に剥がして皮膚を確認しても赤くなっていなかったので安心して刺身を食べてもらったんだけど・・・


その夜、21時頃に寝間着に着替えさせるために服を脱がせたら、肩甲骨の間に小さいながらも蕁麻疹っぽいモノが??


もしかして・・・と、念のため貰ってた軟膏を嫌がる子供をなだめつつその部分に塗って寝てもらったのだけど・・・


そうしたら真夜中過ぎに『かゆい・・・かゆい』と騒いだので服を脱がして確認すると背中一面に赤みと共に軽い蕁麻疹が出てた!!


幸いな事に軟膏を塗った辺りは綺麗なままだったので・・・


薬の有効性を確認できた事で軟膏を背中と脇腹全体に塗ったら服用薬も追加で飲んでもらって・・・


1時間ごとにアラームをセットしてチェックしたら28時頃(4時AM)には赤みも蕁麻疹もすべて消えて綺麗なすべすべの肌に戻ったので安心したのです!!


そんな感じで3番目の里子ちゃんには『アトピー』と『エビといくら(海鮮)アレルギー』がある事が判明したので、その後はそれら食材を決して食べさせないようにして・・・


好きだった味付け海苔やかっぱえびせん、ふりかけやお味噌汁、スープ系やパスタ類なども・・・


ポテトチップスやクッキーなどのお菓子類、カップ麺やおでん、市販のハンバーグなどの肉類やスーパーの総菜なども食べさせないようにして里子ちゃんの身の安全を徹底的に図ったってわけ!!


調理には大変な手間がかかったけどもお陰様でそれ以降はアレルギーも出ることもなく、身体的には健康でいられたんだけど問題は心の方で・・・


好きなモノを食べさせてもらえないストレスで・・・


里子ちゃんが私達により強い嫌悪感と拒否感を持つようになってしまったのです!!


なのでいくら説明しても言葉が理解できないが故に不当に虐められていると感じて・・・


何を言っても暴れるか、拗ねるかしかしなくなって・・・


挙句の果てにお犬様への殺意も復活してしまい・・・


その後、3日間は里子ちゃんとの信頼関係がゼロの、崩壊寸前まで陥ってしまったのです!!


そんな窮地を救ってくれたのが里親会で知り合った特別養子縁組で息子さんを迎え入れたご夫婦で・・・


正直、あと4日間、この状態が続いてたら私たちの方から児相さんに委託解除を願い出てたかもしんない(泣)


実はこの悲惨な状況から救ってくれたご夫婦とはこの里子ちゃんが来る2か月ほど前から一緒に遊ぼうと企画してて、その日がたまたま4日後にあって・・・


心配しながらも連れてったらそれまでの確執をすっかりと忘れて相手の男の子に夢中になってしまいメロメロにっ!!


何度も言うけど3番目の里子ちゃんて4歳の女の子だよ??


その子が『大すき・・・結婚して』って何度も言ってるのを見て、この子にも真っ当な面もあるんだなってほっとしてたりしてね??


でもね・・・4歳の子があそこまで求愛してキスをせがむのは・・・


うーん・・・理解できない部分はあるけども・・・ま・・・個性でしょって放っておいたかも??


まあ、そんな感じでその日以降、里子ちゃんは私達に対しても事件前の態度へと戻ったんだけど・・・


困ったのがそれ以降、私に対しても『ねえ・・・結婚して・・・結婚しましょうよぉーっ』と激しく迫るようになって・・・


隙あればキスをしようとしてくるのにはトコトン参ってしまって、あちゃーってな感じに(泣)


しかも里子ちゃんって独りでお風呂に入るのは危険なので私か彼女が服を着たまま、傍にいて見守ってあげるってのが日課だったんだけど・・・


それ以降、私じゃないとお風呂に入らなくなってしまうように(泣)


正直ね・・・いたずらで服はびしょびしょに濡らされるし、石鹸でベトベトにされるし、隙あれば股間に手を伸ばしてくるので・・・毎回、泣きそうな感じで大変すぎっ!!


しかもその後に私がシャワーを浴びてると着替えた服のまま何度も押し入ってこようとするし・・・


トイレにもガンガン入ってくるし・・・


疲れて寝転がってたらお犬様の代わりに私のお腹めがけて両足で勢いよく走って飛び乗ってくるし・・・


『一緒に寝るぅ』と言いながら背中に乗ってくると何度も唇めがけてキスをしようとしてくるし・・・


拒否すると『ねえ・・・痛い?痛い?』と言って顔をしかめながら思いっきり体中をつねってくるし・・・


PCの前で仕事してたらよじ登ってきて『これ・・・なあに?』と訊きながら机の上を薙ぎ払って珈琲をカーペットにぶちまけるし・・・


牛乳や料理をわざと床にこぼすし・・・


私達が見ていないとすぐにお犬様の上にジャンプして殺そうとするし・・・


癇癪を起すとすぐにテレビを倒そうとするし、ヘッドフォンやリモコンを何度も力いっぱい投げ捨てるし・・・


扉を破壊するし、テレビ会議中の彼女を力づくで邪魔しようと暴れまくるしで・・・


永遠に続く余りの傍若無人ぶりに二人とも心身共に参ってしまったのです!!


どうしてこの子ってこんなに人が嫌がる事をし続けるんだろう・・・


この4歳の女の子の行動と動機が全く理解できない私達は・・・


彼女が帰って行った現在でも疑問に思うし、その子の将来をスッゴク不安に思っちゃうのは仕方が無いよね(泣)


そんな感じで・・・1か月間が過ぎて彼女が帰っていく日が来たのでようやく私達の顔のこわばりも溶けはじめたのだけど・・・


最後の最後に児相さんに期間中起こった出来事を報告してたら・・・


里子ちゃんが児相さんの腕を強く握りながら・・・


『ねえ・・・行きましょうよぉ・・・早く行きましょ』って・・・


まるで私たちがそこに居ないかのように何度も何度も強く引っ張るのを見て、二人とも泣きたくなっちゃったよ(泣)


本当にゴメン・・・キミも辛かったんだね・・・キミの心を最後まで理解できなかった未熟な私達で本当にゴメンね・・・


そんな感じで後悔ばかりの三番目の里子ちゃんの一時保育は終わりを告げたのです!!


そんな未熟な私達から、将来里親さんになりたいって思ってる皆さんへ・・・


里子ちゃんって基本、みんな天使です・・・


でも中には心が壊れてしまっている子もいて・・・


でも児相さんや周りの大人たちはその事に気が付いておらず・・・


委託されてから初めて発覚するケースもあるって事を、事前の心構えとして予め覚悟しておいてほしいなって思うのです!!


そんな今回の四歳の女の子も引継ぎ時には・・・


『少しおっとりちゃんですが心身共に健康で人懐っこい活発な女の子です』と言われてたので・・・


複雑な人の心なんて簡単に把握できるもんなんかじゃないって事だよね!!


最後に・・・なんで私達は途中で一時保育を投げ出さずに最後まで頑張れたのかって話だけど・・・


それはね・・・どんなに理解できない酷いことをされても・・・


少しいびきをかきながら無防備に寝てる里子ちゃんの横顔を見るとイヤな事なんてパァーっとどっかに飛んでって・・・


また明日もこの子の為に頑張ろうって思えたので・・・


毎日限界近くまで追い込まれながらも何とか頑張れたって感じかもね(笑)


でも他の里親さん家庭だったならば・・・


里子ちゃんはスッゴク幸せな生活を送れたのかもしんない・・・


なので冒頭にも言ったように・・・


後悔ばかりで里子ちゃんには本当に申し訳ないって反省してるってわけなのです(泣)





【特別養子縁組】


























久しぶりの今回はこれでおしまいっ!!


そんな感じで・・・3番目の子に幸せな将来を願いつつ・・・


皆さんごきげんよぉーって事なのですっ!!







Pyonko and Mu From Osakaでしたぁーっ!!

 

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