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最後の乳児院での研修・・・みんなと離れたくないっ(泣)

最後の乳児院での研修・・・みんなと離れたくないっ(泣) [養子縁組]

里親登録前研修を無事、修了したぞってご報告っ!!


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みんな、元気にしてる??

実は先日の7月15日と22日の二日間、『特別養子縁組で養子を得たい』と願っている私たちが・・・

行政(大阪府)による『養子縁組受け入れ夫婦の候補』としての認可を受ける為に必須の・・・

『里親登録前研修の最終研修』を修了できたので今回はそのご報告っ!!

この『里親登録前研修の最終研修』の内容とは・・・

保護された子供たちが実際に暮らしている保護施設・・・

私たちの場合は0歳から2歳までの子供が暮らす『乳児院』だったけど・・・

その『乳児院』にお邪魔し、保護されている子供達とリアルに触れ合うってな研修だったのです!!

ホント・・・ここまで来るのがホントに長かった(泣)

そんな私たちが辿った経緯とは・・・

私たちが養子を迎えたいと二人で決意したのが2019年12月で・・・

そこでいきなりのコロナのアウトブレイク(泣)

焦る気持ちを抑えつつ・・・

コロナが落ち着きそうな雰囲気を見せ始めた2020年6月に大阪児相さんに初回の面談の予約をして・・・

児相担当者さんによる『インテーク面接』(夫婦面談)を受けたのが2020年の7月初旬って事は・・・

私達が決心してから既に1年7か月以上も過ぎてたりしちゃうのですっ!!

でもこれで養子を得られるわけじゃない!!

これから『大阪児相さん』と『家庭養護促進協会さん』による家庭調査が入って・・・

それに合格したら行政に申請書を提出し、認可が下りたら・・・

晴れて養子候補の子供を紹介してもらえるってわけ!!

もしそこで養子候補の子どもと出会えたのならば保護施設にて子供と面談し・・・

子供と私たちとの相性が良さそうだと児相さんと家庭養護さんたちが判断してもらえたら・・・

子供がいる保護施設に2日間から場合によっては1週間ほど通って、子供とのマッチングを観察される研修があり・・・

それに合格すれば1か月間の『保護施設』に毎日、通っての『観察されながらのお試し保育期間』があり・・・

その経過が良好であれば今度は6か月間の『自宅でのお試し養育』が許可され・・・

それでも問題無いと判断されれば、晴れて『家庭裁判所』に『特別養子縁組の申請』を願い出る事が許されるってな感じで・・・

ここまでも十分長かったけども・・・

でも、未だ道半ばってな感じだったりするのです(泣)

 

これからのフロー


そんな感じでこれからも長い道のりが予想されて・・・

実際に養子候補の子供が私たちの実子となってくれるまでには、今までと同じくらいの年月がかかると予測してるかも??

そんなこれからのフローを纏めるとこんな感じかな??

但し、このフローって研修内容による把握事項と職員さん達への聞き取りによって得られたモノなので・・・

もしかしたら若干、誤って把握してる内容があるかも??

なのであくまでも参考程度にしてもらいたいぞって思うぞっ!!


【これからのフロー】

・全ての里親登録前研修を修了←今ここ

・大阪児相さんと家庭養護促進協会さんによる事前家庭訪問調査
(この調査では前科や逮捕歴の有無はもちろん、学歴や職歴、病歴や趣味、双方の家庭環境や今まで生きてきたことの全てを調査員さんたちに一日かけて詳細に説明)

・事前家庭訪問調査に合格、大阪児相さんと家庭養護促進協会さんに里親登録申請を行う

・里親登録申請認可

・家庭養護促進協会さんを訪問し、家庭養護促進協会さんが選んだ養子候補の子供を紹介してもらう
(私たちが住んでいる大阪市の場合、委託で養子候補の子供達の紹介は家庭養護促進協会さんのみが取り扱っている)

・協会さんから紹介された子供を『資料と写真』のみで自分たちの養子候補とするかを決める
(この段階では実際に会いに行き、子供との相性をリアルに確認しに行く事は許されない)

・家庭養護促進協会による養子候補の子供の実態調査
(実親の養子に出す決意は変わっていないか、既に子供に養親候補がいないか、など)

・子供が上記条件をクリア

・子供がいる保護施設に私たちが2日~1週間ほど通い、子供とのマッチングを判定される

・マッチングが良好であれば今度は1か月間、毎日保護施設に通って子供との日中生活研修を受ける

・養親候補者の保護施設での生活態度と子供との関係が良好であれば合格

・合格後、子供への直接の聞き取り実施
(私たちの子供となりたいか、これから一生、共に生きていきたいか、など)

・これまでの研修内容を基に家庭養護促進協会さん、大阪児相さん、保護施設さんによる合否判定

・合格後、頃合いを見て6か月間の私たちの自宅でのお試し養育開始
(期間中、何度も抜き打ちで調査が入るらしい)

・大阪児相さん、家庭養護促進協会さんによるお試し養育の合否判定

・合格したら認定書類を受領し、家庭裁判所さんへ戸籍編入願い書を提出する

・家庭裁判所さんによる認否判定

・裁判所さんが認定したら認定書類を居住する役所へ提出し、子供を私たちの戸籍へと編入する手続きを行う

・問題が無ければ戸籍編入完了、晴れて自分たちの『実子』として国から認定される


ふう・・・ここまでの手続きを経てようやく自分たちの子供として迎え入れる事ができるってわけ!!

いやあ・・・先はまだまだ長いねぇ・・・

ってな感じで前置きはここまでにして・・・

これからようやく今回のテーマである『里親登録前最終研修の内容』に行けるのですっ!!



最後の乳児院研修・・・みんなと離れたくないっ(泣)

私達の最後の研修場所って0歳児から2歳後半の年齢の保護児童が暮らしている『乳児院』で・・・

お邪魔した時は各年齢に6名づつの総勢18人程の子供たちが暮らしてたかもね??

正直ね・・・研修時に保護児童たちの悲惨な状況を散々聞かされていたので・・・

保護施設っていうとまるで古い学校のような暗くてジメジメしてるイメージがあったのだけども、それってただの思い込みで・・・

今回お邪魔した『乳児院』って子供たちの数が多いのを除けばスッゴク綺麗で清潔で・・・

施設全体が愛情あふれる自宅にお伺いしたような優しい雰囲気に包まれており、子供たちの笑顔も輝かんばかりで・・・

街中で普通に見かける『民間保育園』の園児たちよりも遥かに表情が明るくイキイキしててびっくりしちゃったかも!!

そんな施設で働いてるスタッフさんってすべての子供達の言動に細心の注意を払ってて・・・

もし私達に子供がいたら是非、保育をお願いしたいって思うほど、素晴らしい環境で養育されてるのを見て感心させられたのですっ!!

うんうん・・・素晴らしい!!

そんな感じで二日間に渡った研修内容って大まかに言うとこんな感じ!!


【乳児院での最終研修内容】

★見学及び座学

・施設見学

・施設の成り立ちと存在する意味

・施設である故の注意事項

・信頼感を与える子供達への接し方

★実際の保護児童との触れ合い

・おむつ替え

・おもちゃ拭き

・子供との遊び

・食事風景の観察


このような研修内容なんだけど・・・

座学は初回の7月15日の午前中だけで、残りの時間は子供たちと遊ぶ時間がほとんどだったりして??

なので研修中は子供たちにせがまれるまま、順番に抱っこし続けたり・・・

みんなこぞって自分の好きなおもちゃを持ってくるので、それで遊んであげたりしたのです!!

また、ご飯とおやつの時間は子供たちの笑顔を見てたりって感じで・・・

あっ、これって以前は研修として子供たちに受講者が食事を与えるって項目もあったらしいけど・・・

このコロナ禍の中・・・子供たちの安全安心を守る為に受講者は見守るように変更したんだって!!

なので・・・見てるだけーっ!!

それでもケーキをこぼしそうになる子供たちに思わず手を伸ばしそうになったけど・・・

ガマン・・・ガマンってねっ!!

そんな子供たちって一日に何度もおむつを替える必要があって・・・

お邪魔した施設では一人につき、1日に10回ほどおむつを取り替えてるんだって!!

なので・・・午前中のお昼寝中はおもちゃ拭きをせっせと行って・・・

お昼寝から覚めたら全員のおむつを指導を受けながら交換して・・・

昼食を食べ終わったら全員のおむつを交換して・・・

少し遊んだら、またおむつを交換して・・・

おやつを食べて少し経ったら、またおむつを交換してから・・・

三階の広いプレイルームに移動して思いっきり遊んで・・・

30分ほどのお昼寝タイムに入る前にはおむつを交換して・・・

目覚めたら、またおむつを交換して・・・ってな感じでおむつの交換ばかりしてたような気が(笑)

そんな感じで最後は実親または養親候補の方と子供が寝泊まりするお部屋をお借りして・・・

研修レポートを書いて終了となったわけなのです!!

そんな感じで1週間たった7月22日にも二日目の研修を受講したのだけど、大体はこんな感じで・・・

でも初日と違ったのは・・・

あまりに暑かったので二日目の項目にあった散歩は中止して、屋上でのプール遊びに変更したくらいかな??

実は私達にとって、このプール遊びもとっても印象深くて・・・

二回目となると子供たちも私達を覚えてくれてたみたいで・・・

『だぁーっ』って言いながらびしょびしょに濡れた水着のまま、抱きついてくるので・・・

順番に抱っこして屋上を歩いて回ったりね(笑)

それで当たり前だけど、子供たちって言葉が話せないので意思を伝える時には『だぁーっ』って言うんだね・・・

姪っ子や甥っ子がいるのにすっかり忘れてたかも(笑)

そんな感じで私達も服を思いっきり濡らしながら子供達と一緒の時間を満喫させてもらったってわけなのです!!

なので、楽しかった時間もあっという間に過ぎてしまい、最後のレポートを書きながら・・・

『みんなと離れたくないね』って・・・

彼女がぽつりと言ったので、思わず私も『うん』って(泣)

だって・・・お伺いした『乳児院』に居た子供たちって・・・

全員が無邪気で性格が良くて・・・

愛嬌たっぷりな笑顔で人懐っこく・・・

『大好きだよ』って全身で表しながら抱きついてくる姿が堪らなく愛おしくて・・・

一緒に遊んでいる間は彼らが悲しい境遇に居るなんてすっかり忘れてたくらい楽しませてもらってた反動で・・・

終わりが見えた瞬間に悲しみがこみ上げてきちゃったかもね(泣)

なので帰りの車中での二人の思いは同じで・・・

『できれば全員を養子に迎えたいね』って彼女がぽつりと言ったっきり・・・

それ以上は二人とも口を開けば涙が溢れそうになるので家に帰りつくまではしばらくは無言だったりしたのです!!

実はそんな可愛すぎる子供たちの中でも・・・

私達と最もフィーリングが合ったのは2歳の男の子と女の子で・・・

もし許されるのならばそのまま養親として立候補したかったほど、離れたくないって気持ちが湧き起こってるかもね(泣)

でも家庭養護促進協会さんからは、その年齢の子は私たちの齢では養親として立候補できないって言われてるので・・・

養子として愛情を思いっきり注いであげたいけども不可となる現実に・・・

早期に決断しなかった自分たちの不甲斐なさを未だに噛みしめてたりしてたりしちゃうのです(泣)

そうは言っても・・・

あんなに可愛い子供達ばかりならば、他の養親候補の方々が絶対にほっとかないと思うので・・・

少しばかり安堵してる気持ちもあったりしてね??



【特別養子縁組】

最後の乳児院での研修・・・みんなと離れたくないっ

2020年11月15日、大阪市里親登録前研修3の内容

2020年11月8日、大阪市里親登録前研修2の内容

2020年11月1日、大阪市里親登録前研修1の内容

里親制度で60人の子供を育てた夫婦のお話し

特別養子縁組に向けて養親研修を受講してきたぞっ

子供がいない私たちは特別養子縁組を希望してるのです




今回はこれでおしまい!!

そんな感じで・・・みなさん、ごきげんよぉーって事なのですっ!!




Pyonko and Mu From Osakaでしたぁーっ!!

 

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みうさぎ

研修修了おめでとう 愛情に渇望してる
子供達 。これから迎えるお子さんの見通しなど
あるのでしょうか?年齢的に条件があるのですね

by みうさぎ (2021-08-02 23:27) 

むうぴょんこ

おめでとうをありがとっ!!

残念ながら迎えたい子供のざっくりとした希望はあるけど・・・
できれば彼女の親友になってくれそうな子とか・・・
だけどもね・・・現断面では迎える事が可能な子供の見通しは全く建ってないよ(泣)

これってね・・・保護児童という特殊性を持つ子供たちの人権と安全を守る為に・・・
私達のような養親候補を含む一般人のアクセスが・・・
『情報的』にも『物理的』にも行政管理者側から・・・
徹底的にシャットダウンされている事によるモノなんだよね!!

なので行政含む管理者側から紹介されない限り・・・
どのような子がいて、誰が養子可能なのかは・・・
こちらからは知りようがないってな感じなのです!!

そんな私達も『里親登録前研修』の全てを終えたけど・・・
次のステップも管理者側からの連絡を待つしかない(泣)

うーん・・・もどかしい・・・
でもいつしか道は開けるもんだから・・・
これらかも辛抱強く、待つしかないよね!!

うんうん・・・頑張りまっす!!
by むうぴょんこ (2021-08-03 13:29) 

むうぴょんこ

あっ・・・それで年齢制限の事も訊きたいよね??
それって長文になっちゃったので新記事に仕立てても良いかな??

ご面倒をお掛けしますが・・・これからもよろしくね!!
by むうぴょんこ (2021-08-03 14:00) 

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