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魚を釣りたければ大潮から中潮の満潮付近を狙えって事!!

魚を釣りたければ大潮から中潮の満潮付近を狙えって事!! [釣り:釣り場と一般的な攻略法]

加えて東京湾では満潮から下げ三分、大阪湾では満潮までの上げ三分が良いぞって事!!


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東京芝浦標準タイドグラフ.png

大阪タイドグラフ.png

みんな、元気にしてる??

今回は久しぶりのブログ更新で・・・相変わらずの釣りネタ(笑)

そんな今回は、釣りをする上で基本中の基本である『潮汐表を活用しよう』で・・・

この海ならではの潮の満ち引きと釣果の因果関係を理解しないと魚が全く釣れないって事も起こりえるので非常に重要だぞって事!!

そんな感じで東京湾と大阪湾での釣れるベストな日と時間帯の説明に・・・いっちゃうぞって感じなのです(笑)

 

海釣りには『大潮や小潮』と『満潮や干潮』といった要素があるのです!!


みんなも海って潮の満ち引きがあり、足元まで海水が満ちて来たり、沖合まで引いたりしてるのは知ってるよね??

それって6時間ごとに潮が満ちたり、引いたりして変化してて・・・

それが『海面が上昇すると満潮』とか、逆に『沖合に海面がひいていく現象を干潮』って呼ばれてるのは知ってるでしょ??

なのでみんなには釈迦に説法的になっちゃうけど改めて原理を説明すると、その満潮や干潮とは・・・

『公転する月の重力に地球の海水が引っ張られて潮の満ち引きが起こる』って事っ!!

それをちょいと詳しく書いちゃうと・・・

お月様って地球の周りを公転する(回る)のに掛かる日数って約27.3日間なんだけど、ほら地球って約24時間で自転してるでしょ??

お月様って楕円軌道を描いて地球を公転してる上に・・・

地球との速度差によって東から西へと月の引力(潮汐力)が移動するので、同じ地域で満潮や干潮などの作用が起こるってわけ!!

あっ、因みになんだけど・・・お月様っていつも見上げると『餅つきしてるウサギちゃん』に見えるでしょ??

日本では『餅をつくウサギ』なんだけど、これって地域によって違ってて・・・

欧州などでは『本を読むおばあさんやお母さん』で・・・

中東やインドなどでは『ワニ』や『ライオン』・・・

南米では『ロバ』など・・・まあ、様々な見え方があるんだなって思ったりしちゃうのです!!

でもよくよく考えてみるとさ・・・

満月や三日月などで月自体の見え方に違いはあれど、いつも見えるのは同じウサギちゃん側だって事をみんなも不思議に思ってない??

実はお月様の自転周期(月がくるりと一回転する時間)ってお月様が地球を回る公転周期(約27日間)と同じなので・・・

地球から見たお月様の面はいつも同じ面だって不思議な偶然が起こってて・・・

いつもウサギちゃんが住んでる面しか見えていないって訳なのですっ!!

でもそれならばさ・・・

月って地球の衛星軌道上を定期周回してるので、一日の合間(約6時間ごと)に満潮と干潮は起こるとしても・・・

約14日周期で日によって大きく海面が上下する大潮(満月や新月)の日や・・・

逆に海面があまり変化しない小潮や若潮(半月)の日などがあるのは何故なんだろうね??

実はそれも地球と月の公転、そして太陽の引力が影響してて・・・

大潮(満月や新月)の日には太陽と地球、そしてお月様が一直線に並ぶ日なので月の引力が最大限、地球に作用して大きく海水が盛り上がり・・・

小潮や若潮(半月)の日は太陽から見てお月様が90度直角になるので、お月様と太陽の重力がお互いの影響を打ち消し合い、地球への引力作用が低くなるって理由があるからなのですっ!!

あはは・・・ざっくりとだけどこんな感じで理解してもらえたと思うので釣りを行う上で重要なポイントに行っちゃうと・・・

【月ごと(大潮から大潮まで約14日周期)】

・大潮(満月)⇒中潮(チョイ欠け満月)⇒小潮(半月)⇒若潮(ちょいと欠け三日月)⇒中潮(かなり幅が狭い三日月)⇒大潮(新月=光っていない月)

【日ごと(満潮から満潮まで約12時間周期)】

・満潮(月が近い)⇒干潮(月が遠い)⇒満潮(月が近い)

こんな感じで・・・

厳密にいうと月が地球に接近してから海水が盛り上がるまでに若干のタイムラグはあるけれども・・・

まあ、簡単に言うとこんな感じだって事なのです(笑)



東京湾で最も魚が釣れる時間帯はここだっ!!

ゴメンね・・・相変わらずの駄文を長々と書いちゃって・・・

そんな感じでここからが本題って事っ(笑)

みんな、それでさ・・・釣りを行う時に誰かから『満潮の時が釣れる』って聞いたことってない??

それって真実で・・・もし簡単に魚を釣りたくば『釣り場が満潮になった時間帯を狙え』って強く思うのですっ!!

ほら、魚釣りってさ・・・魚がエサを食べる行為を人為的に利用して釣ってるわけでしょ??

その魚が食べるエサって釣り業界では『ベイト(Bait)』って呼ばれてるんだけど・・・

それって小魚だったり、最近ではアミ(動物性プランクトン)だったりで・・・

みんなが良く行けるメジャーな釣り場には食い尽くされててあまりいないモノなんだよね!!

そんなベイトって遊泳力が乏しく、基本潮流に乗って流れてくるので・・・

『海面が大きく変化する事で潮流が激しくなる』=『流れてくるベイトの量も多くなる満潮の時間帯』を狙うのが正しいって事になるのです!!

そんな満潮であっても、より海面が大きく上下する『大潮の日』の方が外海からベイトを多く届けてくれるので・・・

もっと釣れるぞってわけなのですっ!!

さて・・・ここからは実践編!!

最初に添付した今週の土曜日、1月30日の東京芝浦の潮汐表を改めて添付するけど・・・

東京湾にて釣りする場合で上記条件を加味したら、どの時間帯に釣りを行えば最も釣果を挙げられるでしょうかって質問しちゃうぞっ??


【質問1:東京湾の場合】

★東京湾で最も釣果を挙げられる釣りに最適なのはどの時間帯か??(満潮時間は7時と18時)

1,満潮3時間前の4時から7時までと、15時から18時まで


2,満潮を挟んだ6時から8時までと、17時から19時まで

3,満潮3時間後の7時から10時までと、18時から21時まで


東京芝浦標準タイドグラフ.png

えへへ・・・答えは3番の・・・『満潮後の7時から10時までと、18時から21時まで』が正解っ!!

えっ・・・それって先ほど言ってた満潮時間からズレてるじゃんって思うよね??

その理由とは・・・

潮の流れによって湾内に寄せてきたベイトが、満潮後もしばらく湾奥の釣り場ポイントにて滞留する事で、フィッシュイーターであるスズキ(シーバス)やカレイ、メバルやカサゴ、クロダイやキビレなどがポイントに滞留する事で釣れる・・・ってわけ!!

これは実際の過去経験からも正しいと思ってて・・・

東京湾で最も魚が釣れる時間帯は『満潮から三分(三割)下げまでの時間帯』だって事!!

実は釣り業界では『上げ下げ三分の間が最も釣れる』ってジンクスがあるくらいだけど・・・

残念ながら東京湾奥では『上げ』で釣れるのは主にランカーサイズが多く、数釣りは望めない現状があるので・・・

大物一発狙いの場合は上げを狙い・・・数釣りの場合は下げを狙うってのが正しいと思うけどね??

それで『三分』ってのは釣り用語で、普通三分っていうと3%の事だけど、釣り業界では30%の事なので・・・

『満潮を挟んだ前後30%までの潮位』を、釣りを行う基本の時間帯だって認識すれば良いと思うよ!!

でも前述したように東京湾では満潮から下げ三分の間が最も釣れるので・・・

その時間帯を狙ってどんどん魚を釣ってもらいたいって思うのです!!



大阪湾で最も魚が釣れる時間帯はここだ!!

さあ、そんな感じで今度は大阪湾での実践編!!

東京湾と同じ質問をするのでみんなも考えてみてね??


【質問2:大阪湾の場合】

★大阪湾で最も釣果を挙げられる釣りに最適なのはどの時間帯か??(満潮時間は9時と20時)

1,満潮3時間前の6時から9時までと、17時から20時まで

2,満潮を挟んだ8時から10時までと、19時から21時まで

3,満潮3時間後の9時から12時までと、20時から23時まで

大阪タイドグラフ.png

ここでもし東京湾と同じく3番と答えた方は・・・残念ながらぶっぶぅーっ(笑)

大阪湾では・・・満潮前の1番が正解っ!!

3番と答えた方は、南側だけが外海に壺状に開けてる東京湾とは違い、大阪湾は南から西へと潮が抜ける形状になってることを忘れてるぞ??

この潮が抜ける形状になってるって事は・・・

潮流に乗って流されてきたベイトの大半は湾内にとどまることはなく・・・

流れてきた潮流に乗って西の方、神戸方面へと流れて行ってしまうので・・・

同じ潮流に乗ってやってきた大半のフィッシュイーターたちも神戸方面に行ってしまうってわけ!!

そうは言っても東京湾とは比べ物にもならない程、魚の数が多い大阪湾の事・・・

満潮後もそのまま湾内に残ってる魚も沢山いるみたいで・・・

正直、上げ三分までの釣果と比べると少なくはなるけども、全く釣れないって事は無いのがうれしいっ(笑)

しかも大阪湾って潮位がそれなりにあるのでさらに嬉しいけども・・・

東京湾と比べて合法的に釣りができる釣り場が異様に少ないのは何とかならないのって泣いてるかも??

うーん・・・やっぱり大阪近辺で釣りをする為には関西国際空港より南か・・・

兵庫県の姫路近辺か・・・それとも日本海に抜けるしかないのかなって現状に・・・

大阪含め兵庫の行政の締め付けっぷりに大泣きしてたりするのですっ(泣)



最後の大潮の日から中潮の二日目までが最も釣れるぞ!!

上記は一日の間に起こる『満潮と干潮』による影響だったけど・・・

ここからは日ごとに変化する『大潮と小潮』のお話し!!

先ほども言ったように大潮から大潮までって14日前後で推移してる!!

これって上でも言ったように『魚のエサとなるベイトは潮流の流れによって流れてくる』と考えれば・・・

より激しく潮流が流れる『大潮の日』が最もベイトが多くなるって理屈になるよね??

でも・・・なんでわざわざ私は『1月30日土曜日の中潮の日』の潮汐グラフを添付したんだろうね??

実はこの理由も東京湾での解説を読んでもらえればわかってもらえるはずで・・・

『満潮から下げ三分の間が最も釣れる』って事に繋がってて・・・

『外海から潮流に乗ってポイントに寄ってきたベイト』は・・・

『タイムラグを経て大潮後の中潮に最も多くポイントにたどり着く』って経験から感じてるからって事!!

実はかなり前だけど、3年間ほど釣れた魚を潮汐の時間ごとにグラフに纏めてた頃があって・・・

その時に発見したのが・・・『最後の大潮の日から中潮の二日目までが最も釣果が上がっている』って事!!

まあ、これってあくまでも私の経験から導き出した答えであり・・・

人や攻め方、ポイントなどによっても違う結果が出る可能性が高いオカルト説だけど・・・

少なくとも私はこの論理に則って東京湾と大阪湾で釣果を挙げてるので・・・

『信じるか、信じないかはあなた次第っ』って改めて付け加えちゃうぞって感じなのですっ(笑)




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今回はこれでおしまい!!

こんな感じで・・・皆さん、ごきげんよぉーって事なのです!!






Pyonko and Mu From Osakaでしたぁーっ!!

 

タグ:釣り
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ニッキー

釣りの成果を上げるためには潮の時間だけでなく
湾の形も考慮しないといけないんですねぇ(°_°)
早朝や夕方、もしくは夜が釣れると聞いたことがありますが
満潮時の上げ下げ3分は初めて知りました( ^ω^ )
退職して海の近くに住んだら、ぜひとも釣りを始めたいと思ってるので
メモしておかなくては=(^.^)=
by ニッキー (2021-01-28 20:18) 

むうぴょんこ

やばっ・・・満月から新月に至るまでの月の満ち欠けの説明に間違いがあったので修正っ!!
言い訳だけど久々の更新だったので疲れてたのかな??
あはは・・・クマったもんだっ(笑)
by むうぴょんこ (2021-01-29 11:19) 

むうぴょんこ

ニッキーさん・・・コメントアリガトッ!!
うんうん・・・釣果を挙げる為には・・・

1,その日の潮汐(大潮や小潮)
2,その時間帯の潮位(満潮や干潮)
3,釣り場が位置する地形

これらマクロ的なデータを考慮しつつ・・・更にミクロ的な・・・

4,釣り場が位置する地形(漁港やワンド形状がベター)
5,潮流の向きと風向き、ポイントのどこに潮が当たっているか
6,ポイントにストラクチャーがあるか(桟橋や岩場、消波リーフやブロック、ブロックテトラや三角テトラなど)
7,海底の状態(ゴロタ場なのか砂泥地なのか、それによって狙う魚種が違う)
8,潮流が流れてくる先の地形的特徴(運河や深い航路などがあればベター)
9,南向きか(一般的に東京湾と大阪湾は南向きの釣り場が良いかも?)
10,最近、浚渫工事が行われていないか
11,釣り人は少ないか、夜間ライトで海面を照らすや昼間でも護岸で騒ぎまくる人、海に物を捨てるなどの魚を散らす行為を行ってる人はいないか
12,水深はあるか(満潮時に少なくとも1.5mほどは無いと釣り場としては厳しい)
13,潮があたるポイントで竿出し可能か(潮が当たる堤防の先端や釣り公園の両端など)
14,隣の釣り人と十分に距離を取れているか(少なくとも10mは離れないと釣りにくくなる)
15,その釣り場にトイレはあるか(海風に当たると体が冷えるのでトイレが近くなる・・・特に真冬などは多いと1時間に1回は行きたくなるので注意・・・笑)
16,近くに自販機はあるか(真冬は暖かい飲み物が欲しくなるし、真夏は夜でも熱中症でぶっ倒れそうになるので)
17,その釣り場は釣り行為を認められているか(最近、合法の釣り場がなかなかなくて・・・実はこれが最も厳しい)

正直、釣りに重要な要素ってもっとあるけど・・・
今、思いつくのはこんな感じ(笑)

あっ・・・それでね、ニッキーさんのお住まいの近くにも合法的に釣りができる釣り場があるので・・・
引退後なんて言わずに是非、今から始めてみて欲しいなって思うのですっ(笑)
by むうぴょんこ (2021-01-29 11:59) 

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