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冬季に海水が白っぽく見えたら釣れないのですっ!!

冬季に海水が白っぽく見えたら釣れないのですっ!! [釣り:釣り場と一般的な攻略法]

今年だけはもしかして海底噴火の影響なのかなって感じ??


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みんな、元気にしてる??


今回は久しぶりの釣りネタで・・・『海水が白っぽく見えたら釣れないぞ』!!


これって特に冬の始まり・・・


特に11月から3月頃にかけて顕著に見られる現象で・・・


これが出たらその釣り場は諦めた方が良いってくらい酷い状況って事!!


そんな感じで・・・


実は先週の12月4日の17時から22時までと先日の12月11日17時から19時まで神戸の優良ポイントにて釣りをしてきたんだよね!!


釣り場に到着し、逸る気持ちを抑えつつ海面を眺めたら・・・


暗くてはっきりとは見えないけども海水がなんだか白っぽいのであちゃーって(泣)


経験からこうした海況だと魚が全く釣れないのは分かっていたんだけど・・・


一応、ポイントにはたまに5匹程度の小さな群れで構成された7~10cm程度の小いわしが入ってたので、もしかしたらってな感じでキャストし始めたんだよね!!


でもやっぱりダメで・・・アタリは数回あったけど・・・


やっぱり何も釣れなかったので泣きながら帰ってきたのです(泣)


そんな感じで釣り場にて確認できたのは数回程度ワームにじゃれついた子いわしのアタリと・・・


海底を探ってた時に感じた小アジのアタリだけで・・・


それ以外は見事なまでに何にもなし!!


あはは・・・ホント・・・最悪だった!!


そんな感じで・・・何故、釣れなかったんだろうね??


その考察を今回は記事にしちゃおって思うのですっ!!

 

何故、海が白く見えたら釣れないのかの考察!!


そんな感じで早速、考察に行っちゃうけど・・・


みんなは何故、白っぽい海水だと魚が釣れなくなるのかって思うかな??


実はこの海水が白く見える現象って主に三つの原因が考えられるのです!!


1,真水が海に流れ込み、表層に溜まる事で光の屈折率が変化し白く見える


2,急激な海水温の低下により、海水の中にミルフィーユのような層ができて白く見える


3,海中に微生物や微小な浮遊物が沢山あり、光が乱反射して白く見える


これが考えらえれる主な原因で、それらが単体もしくは複合して魚が釣れなくなるって現象が起こるのです!!


そんな感じでこれら主な要因の中で最も頻繁に発生するのは1番で・・・


これは冬場のみならず、夏季であっても大雨が降った後などに発生するのでみんなも目にすることが多いはず!!


その原理は上に掲げたように真水と海水の比重の差にあり・・・


軽い真水が重い海水の上に溜まる事で白く見えるので・・・


これが過去記事でも散々書いてる典型的な『二枚潮』っていう現象だって事!!


この場合、一般的な海水魚だと真水域では浸透圧の問題があるので・・・


真水を嫌って下層の海水域に潜んでいる場合が多いので・・・


攻めるべきは魚が回遊している真水より下層の海水域であり・・・


中層から海底付近の海水域を攻めれば魚が喰いついてくる可能性が高いって思うのですっ!!


ただ注意してほしいのは、この『二枚潮』って現象は・・・


潮流が複雑な湾奥では『同じ濃度の海水』であっても反転流によって発生するケースがあるので・・・


一般的なセオリーとして回遊魚狙い・・・例えばアジやシーバス、キビレや黒メバル、カマスや青物系狙いの場合は表層を攻めて・・・


同じ回遊魚でもランカーシーバスや根魚系、クロダイやカサゴ、メバルやマゴチ、太刀魚やメガアジなど狙う場合は塩分濃度が高い中層以下から海底付近を狙うのが良いって事なのです!!


そしてお次は2番の急激な海水温の低下による白濁り!!


これは冷たい北風に表層が冷やされた場合に発生しやすくて・・・


淡水の管理釣り場などの池で発生する事が多いのでみんなも知ってるよね??


でもこれは大きな海の場合ではすぐに海水の循環によって解消されることが多く・・・


冷えた海水を嫌ってポイントに居る魚の大半は深場へと落ちて行ってしまうけども・・・


全く釣れなくなるって事はほぼ無いのでこれも考えにくい!!


そんな感じで私見だけど・・・実は今回釣れなかった原因は3番だと思ってて・・・


わずかだけど白っぽく見えたって事は何かしらの要因によってそのような二枚潮っぽい現象が起こってる感じたのですっ!!


そうは言っても今回の場合は真水による二枚潮の可能性は非常に低くて・・・


確かに最近雨が降ったので河川からの雨水の流入があり、それが二枚潮となって白く見せてる可能性は否定できないので念の為、気象庁の神戸の過去降水量を見てみると・・・


12月1日には10.5mm、12月7日には6mmの雨が降ってたけども・・・


釣りに行った12月4日までの3日間と12月11日までの4日間はは雨量ゼロなので影響は考えにくいし・・・


そもそもたった10.5mmと6mm程度の雨ではあそこまで釣りに影響が出るはずがないんだよね!!


な・の・で・・・こうしてみると別のファクターが存在してるって思う方が普通でしょ??


そこで私は考えてみましたっ!!


海の表層が白く見えたって事は・・・


もしかしたら海中に微細な微粒子や浮遊物が大量にあり、それらが乱反射して海が白く見えたのかも・・・ってね!!


その場合、通常考えられる原因として植物性プランクトンや動物性プランクトンの大量発生がある!!


でも暖かい時期に発生する植物性プランクトンや動物性プランクトンは・・・


今の時期のように海水が15度を下回ることが多い冬季には発生しにくい為、通常なら海水は緑がかった透明なままのはずだよね??


でもやっぱり白っぽく見えたって事は・・・他になんらかのファクターがあるって考えざるを得ない!!


釣り場で独りぽつんとそんな疑問で頭をぐるぐるさせてたら・・・ふと思いついちゃいました!!


それは・・・最近ニュースにもなった海底噴火による軽石の影響かもって事!!


でも釣り場を見てみても軽石らしき漂流物は全く確認できない!!


でもね・・・キャストし続けたワームを撫でてみると微妙だけどザラって感触が手に伝わってきたので、あっこれだって!!


これってミクロに砕けた目に見えない微細な軽石群が釣り場付近に漂着して来ており・・・


真夏の『海ほたる』の大量発生時のようにエラを傷つけるので魚が嫌がって沖合の綺麗な海水域に溜まってしまい・・・


結果、陸っぱりから狙える範囲に魚がいなくなったので釣れなかったって可能性があると思うんだよね!!


あっ、誤解させちゃうとイヤなので一応言っとくと・・・


動物プランクトンである『海ほたる』は魚のエラに寄生して食べてしまうので、厳密に言えば今回の軽石問題とは違うので注意してね!!


そんな感じでそう思っても・・・いくら探っても大阪湾と神戸港の適切なデータがないので立証はできないけども・・・


今年に限っては微細な軽石の影響で海が白く見えて魚が寄り付かず、結果釣れなかったって思ってるって事!!


あはは・・・なのであくまでも推論で・・・状況証拠だけなので真剣に考えないでね??


そんな感じで例年ならば12月の今の時期の神戸港や大阪湾は・・・


アジと黒メバル、そしてクロダイのどんちゃん騒ぎが起こってるはずだし・・・


ちょいと遅いけども太刀魚や青物が喰いついてくる可能性もあるし・・・


和歌山や淡路島近辺では早々に産卵を終えたランカーシーバス(ヒラが多いけど)の荒食いも期待できるので・・・


是非、機会があれば挑戦してみてねって思うのです!!





【釣り場と一般的な攻略法】








今回はこれでおしまいっ!!


そんな感じで・・・みなさん、ごきげんよぉーって事なのですっ!!





Pyonko and Mu From Osakaでしたぁーっ!!

 

タグ:釣り
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コメント 2

青山実花

むうぴょんこさん、
「トイレット」へのコメントありがとうございました^^

軽石の影響、あると思います。
地球は、どんなに遠く離れていても、
繋がっているのですから、
関係のない海底噴火のようでも、
お魚にとっては、大きな出来事だろうと推察します。
軽石が少しずつ分散されて、
お魚の日常が取り戻せるといいですね。
by 青山実花 (2021-12-15 09:38) 

むうぴょんこ

ふふっ…トイレット…
その映画のタイトルを思い出す度になんだろ…
今年最後のアンラッキーぽくて…
不謹慎だけど吹き出しそうになるかもね(笑)

それでホント…軽石の影響ならば長期化しそうで…
折角、年末年始も徹夜で釣りをしたかったけど…
それも厳しそうかなって泣いてるかも??
クマったもんだっ!!
by むうぴょんこ (2021-12-15 21:18) 

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