サーティフォー(34)の家邊克己さんとお会いしちゃったの巻 [釣り:フィッシングショー、マナー、考察]
横浜のフィッシングショー2016に行ってきた!!
えへへ・・・何の脈絡もなく超可愛いモデルさん写真を入れ込んでの家邊克己さん(笑)
*34社 家邊克己社長
そんな2016年1月30日(土曜日)、雪が舞いそうな曇り空の中、フィッシングショーに行ってきました!!
家を出るときは猛烈に寒かったのでカイロを背中側首直下に一つつけていったんだけど、会場内ではウインタージャケットを脱いでも汗かきまくりなくらいの・・・
熱気ムンムンのきゃあきゃあ状態(笑)
途中で耐えきれなくなってカイロを取ったんだけど・・・それでも暑いっ!!
そんな興奮MAX状態で会場をぐるぐる回ってて・・・いろいろ気になるメーカーのロッドを思う存分、手に触ってみれたのでホントに面白かったぁ~!!
って事で今回、一番気に入った34社のブースでのお話に・・・いっちゃいますよぉ~!!
サーティーフォーのブースがあったぞ!!
当日は朝から横浜のフィッシングショーでいろんなブースを回ったのだけど、なんと会場には大好きな34社のブースが??
そんな34社のブースは中央入り口右側奥、LED浮きやヘッドライトで有名なHapyson社の表側にありました!!
なので心ウキウキ、心臓バクバク状態!!
そんな私たちがブースに行ってみるととんでもなくうれしい出来事が待ち構えていました!!
ほら、34社のロッドって近場の釣具屋さんでは全く見かけないのでブース内にずかずかと入り込み・・・
手垢がつくくらい、すべてのロッドを手に取ってきゃあきゃあ騒ぎながらいじくりまわしてたら・・・
なんとあのアジングの神様の家邊克己さんが目の前に??
うわぁぁぁぁぁ・・・憧れの神様がいるぅ~~~っ!!
って、柄にもなくスッゴク緊張しちゃって・・・
それ以前よりも更に顔中、汗ダラダラ、ついでに脇汗、背中汗もダラダラしっぱなし状態(笑)
『研究に研究を重ねて私たちが作らせていただいたロッドでどれがお好みにあわれましたか?』
いかにも素人っぽいダサい服装をしてた永年初級者の私たちに向かって家邊さんはすっごく丁寧な口調、しかも思わず微笑み返しそうになるような赤ちゃんのような純粋な笑顔で話しかけてくれて・・・
私ってそんな笑顔に引き込まれて思わず、『彼女のロッドを探しています』って、普通に答えちゃって・・・言った瞬間、我に返って汗がドバッて(笑)
幾人ものアジングのプロや猛者たちとは別格の、アジングの創始者のひとりであり、ゲームの頂点を極めた方なので雑誌やメディアにも引っ張りだこのアジ(ライトゲーム)業界では神様のような存在である家邊さんなのに・・・
大きく笑顔で彼女に向かってうなづくと、まるで自分の娘に向かうような優しい態度で・・・懇切丁寧にお忙しい中、20分ほど指導してもらっちゃいました!!
その間、同じ34社のアジング(メバリングなのかな?)の大石プロが呼びに来たんだけど、家邊さんはこちらが最初だからとそのまま、ご指導いただいちゃって・・・
その間、私は待たせてある重要顧客に頭を下げ続ける大石プロを見ながら、吹き出る汗を拭いつつも家邊さんの言葉の一字一句を逃すまいと必死で・・・
素晴らしい指導が終わった後に、『ブログ用に写真を撮らせてもらってもよろしいですか?』と、聞くのが精いっぱいっ!!
いやぁ~~~っ・・・緊張しました!!
正直ね、その後もう一度、すべてのブースを見て回ったんだけど、やっぱり家邊さんの印象が強すぎて、他のロッドを触ってても34のロッドが頭の中をちらほらと(笑)
しかも終わってから久しぶりの横浜なので、たまにはって事でハードロックカフェに行ってきたんだけど・・・
フィッシングショーでの印象があまりにも強すぎちゃって・・・
美味しかったけど相変わらず高いっ!!
ってな印象しか残ってない(笑)
あ~~~~っ・・・もったいないっ!!
一番のオススメはFPR-55 F-Tuneだった!!
そんな家邊さんは『彼女の為のロッド』という言葉にしばらく思案したのち、『うん、やはりこれが一番良いな・・・』と独り言を言うと一本のロッドを手に取って彼女に手渡してくれました!!
それが新製品のFPR-55 F-TUNEで・・・実は私にとって非常に理解しにくいけど面白そうなロッドだったわけで・・・
【評価及び商品概要説明抜粋】
・評価: ★★★★★★★★★★ (10点/満点)
・定価: 35,500円(税抜き)
”F-tunedソリッドティップ(穂先)は今まで無かったテーパー(角度)で、30tカーボンソリッドとは思えない曲がりを演出し、僅かな潮の変化もティップに違和感として現れ、30tカーボンソリッドの強烈な感度で釣り人に海中の情報やアタリを明確に伝えてくれます。”
実はこのロッドって釣り場で知人の知り合いが速攻で購入して自慢してたのでちょいと使わせてもらったことがあるんだけど・・・このFPR-55ってティップが独特で、その時は良さがあまりわからなかったので、家邊さんがススメてくださったのにはビックリ的な??
そんなFPR-55 F-tuneの最大の売りは30t高弾性カーボンを使用しているのに柔らかい・・・いや、柔らかすぎるティップにあって、それまでの印象では激浅シャローが多い湾奥ではメバルロッド並みに使いにくいって印象があったんだよね!!
短い時間だったけど感じたことは非常に感度が良い・・・でもアワせるとティップがお辞儀しまくってすっぽ抜けが多発するロッドで正直、なんじゃこりゃ??的な印象!!
やっぱり、乗り調子ロッドってシャローでは使いにくくて・・・借りた人のいつも通りのままのタックル(ストラディック1000S+1.5gJH単体+PE0.3号)のままで攻めちゃうと根掛かり連発で釣りにならないのが悲しい(泣)
それが説明を聞くと目からウロコ!!
使いづらいと感じてたのは使い方を間違ってたわけで!!
まあ、後から考えてみると、それしかないって感じだったので・・・ゴメンナサイッ(笑)
FPR-55 F-Tuneの特性って??
このFPR-55・・・家邊さんが女性にお勧めする最大の理由とは、ずばり柔らかいティップにあって・・・
4番ガイド付近までソリッドになってるんだけど、そのトップガイドをつまんで力を入れてみると、360度ぐにゃりと円を描いて曲がっちゃう!!
実は釣り場で試し投げをさせて貰った時は、しょせん他人の持ち物なので怖くてそんなことはできなかったのでどんどん力を込めて曲げていく家邊さんの・・・
笑顔を見ながらハラハラドキドキ(笑)
『ここまで曲がるのがこのロッドの最大の売りであり、面白いポイントなのです』
正直、涼し気な家邊さんの笑顔を見ながら、ティップが折れっちゃったらどうしよ~的に思ってたのは内緒で(笑)
『このロッドはどこまでも曲がろうとする柔らかいティップと素材となる高弾性カーボンにより、海中の動きがはっきりと感じられるのが特徴で、瞬間的な早や掛けを必要とせず、じっくりとワンテンポ遅らせてからアワセるのが正しい使い方になります』
『最初は3~5m程度の水深までが対象だと思っていましたが、テストを重ねてみると10mを超えるディープに落とし込んでも感度は失われる事無く、底にいる魚(アジ)がアタった振動を明確に手元に反響させるので、ディープでも他の高感度ロッドに劣らない使い勝手を誇る事がわかりました』
『推奨JH重量は1g以下のJH単体で使用していただくのが前提で、0.6~0.9gのJHが一番使いやすく、面白いと思います』
『上記軽量JHは高反発ティップだと飛距離が出ない場合がありますが、このFPR-55は柔らかい高弾性ティップの利点を生かして振りかぶったらいったん止めて、ティップをしならせてキャストすることにより、だれでも従来品より飛距離が伸びる傾向にあります』
『ただし柔らかいティップ作用により、ハリのある高感度ロッドよりは幾分マイルドな反応になりますし、積極的に掛けるというアクションにおいてはFPR-57ほど高い次元にはありません』
『その一方で、高弾性カーボンで作られた細くて柔らかいティップにより、魚に違和感を与えにくいのか、魚の食い込みがすさまじく、JHを飲み込んでしまう事も多くなります』
『シャローにおいてもちょっとした根や岩までも感じられ、その際はティップをひょいと上げる事で回避できることから根掛かり回避率が非常に高く、従来のウルトラライトロッドよりも組み直しが圧倒的に少なくなること、そして柔らかく長めにとったソリッドティップにより、潮流の変化がある場所を明確に教えてくれる俊逸なロッドでもあります』
『メバルやアジはそうした潮流の変化がある場所、特に反転流などがある淀み部分に居着いている場合が多いので、軽量JHを潮上から送り込んで淀みでステイさせる・・・そういったメソッドに向いているロッドとなります』
こういった内容を家邊さんは懇切丁寧に説明してくれました!!
一応、纏めてみるとFPR-55 F-tuneは・・・
・0.6~0.9g程度のJH単体使用推奨
・ラインは0.2~0.3号程度のエステル推奨
・リーダーは3~4lb
・キャストはバス投げではなく、剣道のように振りかぶったらいったん止める、剣道キャスト推奨
・早や掛けは厳禁、しなやかなティップを信じて魚が飲み込むまで待つ
・潮上にキャストしたら軽量JHを海中をふわふわと漂わせるように潮流が変化するポイントまでテンションフォールで送り込んで口を使わせる、いわゆるドリフト釣法に特化したロッドである
って事が、言えると思うんだよね!!
FPR-55は繊細な磯竿に匹敵するティップを持った最高のロッドだ!!
それで、ここまで読んだ人の中には・・・
それって磯竿の特性じゃん??
って感じた方も多いと思う!!
実は私も説明を聞いて『磯竿をルアーロッドで具現化したの?』って感じて聞きたかったんだけど・・・吹き出る汗を拭うのに精いっぱいで聞くのを失念してました(笑)
そう考えるとどこまでも曲がろうとするティップの追従性って・・・高級磯竿の0.5号のティップの特性とかなり似てる!!
ほら、実際の釣り場ではさ、ルアーを使用してる私たちを尻目に東京湾奥で爆釣してるプロ顔負けの餌釣り師のロッドって5m程度の0.5号ソリッドティップ搭載の磯竿使用が非常に多いよね??
そんな彼らの釣り方って、一旦アタリがあってもちょいと食い込ませてからゆっくりと聞き合わせをしてからビシッと合わせてる!!
そうすることで釣りにくいシビアなメバルやカレイ、口が小さなクロダイやイシダイ、メジナやカサゴなどをバンバン釣っちゃうんだよね!!
って、東京湾奥にイシダイがいるのも驚きだけどね・・・って、4年前はホントに良く釣れてるのを見たんです・・・でも私とは遊んでくれなかったのが悲しい(泣)
そんな特性だからこそ家邊さんが言われるようにこのFPR-55 F-tune・・・なんでも攻撃的にガシガシ掛けていきたい男性向けではなく・・・
のんびりと大海原を眺めつつ、楽しくおしゃべりしながらも爆釣したい女性向けに最適でありオススメって感じたのです!!
家邊克己さんの人柄に触れて・・・
上記説明を終えると家邊さんは彼女にFPR-55 F-tuneを持たせるとキャスト方法を教えてくれて・・・
何度も何度もビシって感じで振って見せてくれた!!
そんな指導を見ながら私も真似して振ってみたんだけど、私ってシーバスもやる関係でグリップを完全に握ってしまうのが悪い癖で・・・一瞬でそれを見抜いた家邊さんは私に気を使ってくれたのか、彼女に向かって・・・
『グリップをつまむ様に軽く握ると感度も損なわれず、魚が当たった時の体の反応も良くなりますよ!!』
と、さりげなく教えてくれたのもホントに嬉しかった!!
正直さ、業界のてっぺんにいる方なのにあそこまで懇切丁寧に・・・
見知らぬ永年初級者にあそこまで丁寧に指導してくれる人なんていないよね??
ホント、今回のフィッシングショーでは家邊さんという素晴らしい人格者と出会えて、本当に良かったって思うので心があったかくなっちゃったのです!!
サーティーフォー社は信頼に値する素晴らしい会社だ!!
こんな34社ブースで体験したお話しで・・・実はその日、何度も訪問したので家邊さん以外の方にも色々教えて貰ったりしちゃったりして?(笑)
メバル用のSBR-64も最高に良かったし、FPR-57も、HSR-63も最高に良かった!!
他にはミノーも開発されたようでサンプルが展示されてたり、新商品の0.2号のPEとかね!!
でね、この記事で言いたいことは帰宅してから言った彼女の言葉に集約されていると思う。
それは・・・
『家邊さんは釣りが好きで好きでたまらなくて、そういう人が納得して作り上げた製品ならば、すべてが信じられるし、購入したいって気持ちになる』・・・って!!
やっぱりね、こういう分かりにくく、人、場所、時間によって結果が全く違う趣味の道具って、万人に正解ってありえない話であって・・・
結局、最後は作ってる人たちを信頼できるか??
に行きつくって思うんだよね!!
そういう点で34社・・・満点でしょ!!
34社の製品を購入して不満に思ったのならば・・・それは使用者が悪いぞって事で(笑)
なので彼女が最高に気に入ったFPR-55 F-Tune・・・是非、皆さんも・・・いや、特に女性に試してもらいたい一押しのロッドだと全力でオススメしますよ!!
なので34社って・・・
釣り業界で活躍したいって願う方々にも絶対にお勧めの企業だし、私も転職したいって心から思っちゃったのです!!
って、こんな何の取り柄も無い、海外営業が得意のおっさんだと雇ってはもらえないので無理だよねぇ(泣)
【フィッシングショー、マナー、考察】
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そんな感じで今回はこれでおしまい!!
ではではぁーっ!!
Pyonko and Mu From Tokyoでしたぁーっ!!
タグ:アジング メバリング
うゎ~むうさん憧れの渡邉克己さんに会えて良かったですね!彼女も感激したようで良かったです。私もお会いしてお話しを聞いてみたくなりました。渡邉克己さんのお話に感動してロッドの事はあまりよく読まなくてごめんなさい。楽しいブログでしたよ。早く風邪を治してもっとブログ書いてくださいね。
by 鈴木しのぶ (2016-02-09 13:02)
あはは・・・風邪ってホント厄介なだけだから困ったもんだよね!!
うんうん、頑張りまっす!!
by むうぴょんこ (2016-02-09 13:09)